鉄道座席集 8000系      ~伊豆急行~

 

伊豆急行8000系は老朽化した2100系や200系の置き換えを目的に東急の8000系を改造して登場しました。

 外観こそ東急時代とほとんど変わりませんが、海側席のボックス化、編成の組み換えなどを行い、伊豆急に適した編成へ生まれ変わりました。今後の伊豆急の主力になるでしょう。

普通車



<車両全景>


山側ロングシート

仕切りがある車両もあります

山側ロングシート

仕切りの無いシート

優先席

モケットは茶色

車端シート

3人掛けです

海側ボックス席

窓が・・・
外観こそ東急8000系のままですが、車内は大幅に改造、快適さが向上しました。


 まず、海側のドア~ドア間にボックス席を2つ設置。車両の先端及び山側はロングシートのままですが、1車両6ボックスを確保。海の眺望を可能としました。ボックスの席はリニューアル工事で不要になった西武の10000系(ニューレッドアロー)からの流用。座り心地は中々の物です。シートは西武時代そのままなので、リクライニングボタンがありますがシートが固定されているためリクライニング不可となっています。

ロングシートは東急時代から変化無し。7人掛けロングシートの一部車両は3人と4人の間に仕切りがあります。


 ちなみに海側のみボックスとなったのは、海側がロングシートの場合、座った時に海が見れなくなる為でボックスに座ってもロングシートに座っても海の眺望が可能なようになっています。・・・ですが、東急時代そのままの小さい窓はボックスのドア側が「窓無し席」になってしまい、ロングシート側からも窓の高さから、ほとんど見えないという事態になってしまっています・・・。
その他の車内設備


ドア周辺

電光表示板

LED行先表示板

運転台

荷物棚&つり革(山側)

荷物棚(海側)

ボックス席のミニテーブル

扇風機

車椅子スペース

社紋板

トイレ増設の窓埋立跡

トイレ

ドア周りはLED電光情報表示板がついた以外東急時代と変わりません。つり革は山側のみ取り付けられています。長距離運用に対応するためトイレも増設されました。社紋板は「TOKYU」部分を「IZUKYU」に変えただけのものでパッと見るだけでは違いはほとんど分かりません

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